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[PCトラブル記]やっと原因がわかった!Windows7+H67+SATA6Gbpsの環境で、Crucial SSD C300を使うとフリーズしまくった件

 このブログには書いてなかったが、実は今年になって、自作2号機を組み上げてあった。ただ・・ブログに書かなかった由縁のひとつは、それに使ってたマザーボードが、見事にSandyBridge系のマザボで発症したSATA遅延病にかかっていたからであって、交換だの何だのと、システムとして完成するのに結構な時間がかかっていたので、このブログに言及している暇がなかったのだ。

・・・で、完成したマシンなのだが、実は更に最近手を加えて、ついにSSDに手を出してしまった!・・・しかし、これが大失敗!それまでのHDD主体のWindows7のシステムは、何ら不安定なところがなかったのに、SSDをシステムドライブにしてからというもの、Win7がフリーズしまくりで、色々な手を講じても、ちっともよくならなかった。

・・・しかし、今回に限っては、救いの神がいた。下記のブログ様の記事がそうである。


  「PCパーツ とか。(仮) - CrucialC300 と Intel RST のハングアップ・フリーズに関する情報」
  http://blog.livedoor.jp/vadd-pc100/archives/3008345.html


 ここに書いてあることに、自分自身の経験を絡めて要約すると、今回のフリーズ頻発問題は、以下のような環境で起こるようだ。


★マシンの基本構成としては、SandyBridge系マザー(Intel P67やH67系チップ搭載)で、SATA 6Gbpsのポートに、件のSSDはもちろん、HDD(SATA6Gbps対応のモノ?)を接続した場合も発症の可能性アリ。

★IntelRapidStorageTechnology(IRST)のバージョン10以降がインストールされている(常駐ソフト[サービス]として、タスクトレイに入っている)。

★フリーズの典型的症状は、HDD LEDがつきっぱなしになり、マウスやキーボードの操作は受け付けるものの、Windows7の画面は完全に固まっていて、何の操作もできず(Ctrl+Alt+DELとかも無理)、ハードウェア・リセットか電源を切るかしかない。


 上記の条件によるフリーズ頻発の根本的原因は、IRST Ver10以降でサポートされた、HDDの節電機能(?)であるLPM(LinkPowerManagement)に、Crucial C300が非対応だから、ということらしい。つまりは、LPM機能によってCrucial C300への給電が滞った段階で、Crucial C300が誤動作を起こしてしまい、結果的にWindows7のフリーズにつながってしまうらしいのだ。

 このLPMという機能自体が最近のモノらしく、これに非対応だからといって、Crucialが悪い、いやIRSTが悪い、とかっていう話ではないらしい。・・・まあどちらにしても、使っている方としては、どちらにも怒鳴りつけたい気持ち満々ですな。。


 まあとにかく、LPMとやらが悪さをしているとわかったら、あとは話は簡単。Crucial C300のSSDをつないでるSATAポートで、LPM機能をOFFにしてやればいい。

・・・とは言っても、実は簡単なソフトウェア操作では無理で、レジストリをいじらなければならない。というわけで、上記のブログ様に載っているもののコピペになってしまうが、自分自身の備忘録として、改めて以下にそのレジストリ操作をするregファイルの内容を載せておく。

(※レジストリをいじらない、別の方法もある。こちらの記事を参照)

==↓ここから=============================
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\iaStor\Parameters\Port0]
"LPM"=dword:00000000
"LPMDSTATE"=dword:00000000
"DIPM"=dword:00000000

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\iaStor\Parameters\Port1]
"LPM"=dword:00000000
"LPMDSTATE"=dword:00000000
"DIPM"=dword:00000000

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\iaStor\Parameters\Port2]
"LPM"=dword:00000000
"LPMDSTATE"=dword:00000000
"DIPM"=dword:00000000

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\iaStor\Parameters\Port3]
"LPM"=dword:00000000
"LPMDSTATE"=dword:00000000
"DIPM"=dword:00000000

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\iaStor\Parameters\Port4]
"LPM"=dword:00000000
"LPMDSTATE"=dword:00000000
"DIPM"=dword:00000000

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\iaStor\Parameters\Port5]
"LPM"=dword:00000000
"LPMDSTATE"=dword:00000000
"DIPM"=dword:00000000
==↑ここまで=============================

 この内容を、メモ帳などのテキストエディタで「(適当な名前).reg」というファイル名で保存し、それをダブルクリックしてやればいい。・・ただもちろん、レジストリをいじるという、多少危険な行為である事は確かなので、実行は慎重に。(あくまでも自己責任で。「レジストリって何?」なんて人は、やらない方がいい)

 ちなみに、上記ブログ様でも書いているが、このregファイルの内容だと、SATA6Gbpsポートだけでなく、3Gbpsポートも含めた、SATAすべてのポートについて、LPM無効の処理を実行することになる。巷の状況を見ていても、トラブるのはSATA6Gbpsポートにつないだ時だけのようなので、Port0とPort1の部分だけ残して実行する方がいいかも知れない。(実際、私はそうやって、今のところノントラブルで来ている)。


 ・・・とにかく、今回の話は、解決策を見つけるのにかなり手間取ったのだが、上記ブログ様に出会って、事なきを得た。ただ、この問題自体、まだまだネット上でも全然マイナーな話らしいので(実際、上記ブログ様に出会うまで、かなりの紆余曲折があった)、少しでも他の方の問題解決の助けになればと思い、あえて上記ブログ様で記述されていることの模倣的記述をさせて頂いた。・・とにもかくにも、SandyBridge系マザボで、6GbpsのSATAポートを使っている人は要注意!!


P.S. 私のマシンの主要構成は以下のようなもの。
・ASUS P8H67-V MotherBoard (Intel H67 Chipset)
・Intel Core i7-2600 (SandyBridge/第2世代Coreプロセッサ)
・CFD W3U1333Q-2G(x2) / DDR3-1333 2GBx2(x2/合計8GB)
・Crucial RealSSD C300 CTFDDAC128MAG-1G1(SATA6Gbpsポートに接続/Win7システムドライブ)
・HGST 0S03191 2TB HDD(SATA6Gbps対応/SATA6Gbpsポートに接続/データ用ドライブ)
・Owltech Seasonic S12 ENERGY+ SS-550HT (80PLUS認定550W電源)
・Windows7 HomePremium 64bit DSP版

P.S.2 Crucial C300自体は、ファームウェアを最新(2011年6月8日時点)の007にアップデートしてあっても、このフリーズ問題は起きてしまう(件のLPM問題にまだ非対応)。ただ、007自体はSandyBridge系との相性の悪さ等の改善が含まれているらしいので、どちらにしても、ファームは最新の007にはしておくべき。
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