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解約済みau iPhone4Sを超簡単SIMフリー化! & IIJmioで月945円運用 Part.2-実際の操作・設定編

(2013/12/26 APN設定関連の記述を一部改訂)


 キングモバイル社のiPhone4S用超簡単SIMロック解除アダプタ「SmartKing(スマートキング)」と、docomoのMVNOでデータ通信専用の「IIJmio 高速モバイル/Dサービス」のSIMを使った、au iPhone4SのSIMロック解除作業の具体的なやり方・設定等を、私が実際にやった経験を元に、ここで紹介します。

(Part.1の記事 : http://socialdead02.blog39.fc2.com/blog-entry-140.html

 ちなみに、使用したiPhoneの主要な状況は、以下のようなものでした。

  (元)キャリア : au (KDDI)
  iOSバージョン :  6.1.3(10B329)
  モデムファームウェア : 3.4.03


 まずは「SmartKing」製品構成等の紹介から。

01 SmartKing with SIM Replacer
 上の画像のものが、「SmartKing」本体と、iPhone4SのSIMスロットを外すピンです。SIMスロットを外すピンは、iPhone4Sのパッケージの中にも封入されていますが、それでも付属品として付いてくるのはポイント高いですよね。


 「SmartKing」は上の画像の通り、専用のSIMトレイと、そこに載せる基板(いわゆる「下駄」)に分かれています。基板は、上に使用するmicroSIMを載せる都合上なのか、紙の様に薄い作りです。


 「SmartKing」に同梱されてる、アクティベート用のSIMです。見た目普通サイズのSIMですが、microSIMサイズ用の切り欠きがちゃんと入ってます。私の場合、元auのiPhoneを使ったので必要ありませんでしたが、アクティベートされてない白ROMのを買った時とか、あるいはiPhone本体が妙な挙動を起こした時なんかに活躍するかも知れませんね。・・・ちなみにこれ、「for AU SB」となってるので、au版とSoftBank版、どちらにも使えるのかな?


 続いて、今回使用した「IIJmio」のSIMに話を移します。なお、以下の画像で灰色で塗りつぶしてある部分は、当然個人情報な所ですので、悪しからず。


 上の画像の様な形で、ヤマト運輸で送られてきました。


 上のモノが実際のパッケージですが、実は黒い型紙の部分は明細用紙を挟んであるだけで、真ん中のCDのような丸いジャケットに全ての"キモ"が入っています。


 丸いジャケットを展開した所。真ん中にdocomoブランドになってる「IIJmio」のSIMカードがあり、それ以外の部分に設定方法や注意書き等が記されています。


 IIJmioのSIMカードです。こちらはきちんとmicroSIMサイズになっています(SIMのサイズは指定できます)。



 では、「SmartKing」を使った、実際の作業に移ります。


 付属のピンを使って、iPhoneのSIMスロットを開けている所です。実はこれ、結構開けるのに力が要ります。上手くいけば、SIMトレイは、上の画像のようにちょっとだけはみ出す形で出てきます。・・・開けるには結構力が必要、でもiPhone自体が壊れやすい製品・・・ということで、力加減を知るためにも、事前にiPhoneの電源を切った上で、SIMスロットを開けるリハーサルをやっておくことをオススメします。個人的には、机のフチあたりでやるといい感じでした。

 また、実際にSIMスロットを開けるリハーサルをやった場合は、これ以降に紹介する「SmartKing」のSIMトレイが完成した形のものを、スムーズに出し入れ出来るかどうか確認しておくこともオススメします。私の場合大丈夫でしたし、実際これこそ「日本製」をうたった「SmartKing」をチョイスした理由のひとつでもあるんですが、この手のiPhoneのSIMロック解除ツールは、モノによってはSIMスロットに素直に出し入れ出来ないモノが結構あるようです。その場合はSIMを紙やすり等で削るなどの対策が必要ですが、少なくとも私の場合、これについては問題ありませんでした。(一応紙やすりも用意してたんですけどね(^_^;)

 あ、ここで注意!ここで引き出した純正のSIMトレイはこの後使いませんが、後々の事を考えて、純正のSIMトレイは別途保管しておいて下さいね。



 「SmartKing」の構成を再確認しておきます。左から順に専用SIMトレイ、「SmartKing」基板、IIJmioのmicroSIMです。専用SIMトレイの上に「SmartKing」基板を載せ、更にその上にIIJmioのmicroSIMを載せていく形になります。


 専用SIMトレイの上に「SmartKing」基板を載せた状態です。


 更にその上にIIJmioのmicroSIMを載せた状態です。ICチップ側を「裏」にします。これで「SmartKing」のSIMトレイ全体の準備は出来ました。



 用意したSIMトレイをiPhone4S本体に差し込みます。差し込み中、SIMトレイ上の基板やmicroSIMが微妙にズレて入れずらかったりするかと思いますが、とにかく先端の方(1/3ほど)を先に入れる事が出来れば、あとはスムーズに差し込みが出来るはずです。

 SIMトレイを入れてしばらくすると、iPhone本体画面の左上のキャリア表示が変化していきます。


最初はこの「SIMなし」の状態のはずです。SIMトレイを入れてから、しばらくはこの表示のままですので、失敗したかといぶからずに、そのまま待機して下さい。


 しばらくすると、「圏外」の表示になります。個人的な測定では、SIMトレイ挿入から約25秒後でした。


 「圏外」の表示が出た後、すぐさま上のような「検索中」の表示になるはずです。(個人的測定ではSIMトレイ挿入から約28秒後)


 SIMトレイを入れてから全体で1分ほどで(個人的測定では約62秒後)、上図の様に「NTT DOCOMO」(あるいは「JP DOCOMO」)の表示が出ます。これでSIMロック解除&docomo回線の電波キャッチは成功です。ちなみに上図の画面ではアンテナレベルの表示がされてませんが、これはSMSか通話機能をSIMに付加すれば直るそうです(「アンテナピクト問題」)。



 続けて、APN設定を行います。ここでは「手順1」と「手順2」の2つを紹介します。最初は「手順1」のやり方だけを紹介していたのですが、このやり方の場合、電源断や再起動などをした時に、APN情報が失われてしまう現象がある事が発覚した為、それを予防するための手段として「手順2」を後から追記しました。なお、WiFiにつながっていれば、「手順2」のやり方はSoftBank版でも通用します。・・・逆に言うと、「手順1」のやり方はSoftBank版では出来ません。au版は、もちろんどちらでも可能なのですが、APN設定情報を失わないために、「手順2」の方を実施することをオススメします。(3G環境しかないau版の方は、一度「手順1」をやって3Gにつなげてから、「手順2」を行えばいいと思います)


<手順1>(au版限定のやり方)


 「設定」→「一般」→「モバイルデータ通信」→「モバイルデータ通信ネットワーク」を選択します。なお、これらを設定するメニュー項目は、SIMロック解除後でないと表示されません。(iOSのバージョンによっては、設定メニュー項目が違うかも知れません)


 「モバイルデータ通信」の項目に、APN設定を入力します。ちなみにIIJmioの場合は、

   APN : iijmio.jp
   ユーザ名 : mio@iij
   パスワード : iij

・・・です。



<手順2>(WiFi環境があればSoftBank版でも可)

 WiFiか3Gでインターネットにつながっている状態で、Safariで「http://www.gevey.com/apn/」にアクセスします。


 上記の画面の中で、APN設定を入力します。接続に使うSIM(接続業者)にもよりますが、「Proxy Server」と「Proxy Port」の部分は基本的に入力不要です。入力が済んだら画面下の「Submit」ボタンを押します。


・・・そうすると上記のように、サイトで打ち込んだAPN設定が含まれた設定プロファイル(プロファイル名「Gevey APN」)をインストールする画面に遷移します。「インストール」ボタンを押して、この設定プロファイルをインストールします。なおこの時、未署名のプロファイルなので本当にインストールしていいかの再度の確認と、パスコードを設定している場合はパスコードを入力する画面が挟まれます。


 以上の手順が正常に済めば、APN情報が含まれた設定プロファイルのインストールは完了です。<手順1>でやった設定より、この設定プロファイルでの設定の方が優先されますし、何より設定プロファイルは、意図的に削除したり本体の設定全体が書き換えられたりといった話がない限り、電源断や再起動等しても消えませんので、<手順1>よりオススメする理由がコレです。



 ・・・これで、SIMロック解除&IIJmioの設定は全て完了です。docomo回線での3Gアクセスが出来るようになってるはずですので、アプリ等で確認してみて下さい。接続できない場合は、APN設定を打ち込む時に、小さな入力ミスをしている可能性が一番高いですので、まずはそこを疑ってみて下さい。(<手順2>の場合は、一度設定プロファイルを削除してから再実行して下さい)


 ちなみにですが、以下の画像は私の環境でやった、3Gアクセスが出来るかどうかの確認も含めた、回線スピード測定アプリでの測定結果画面です。



 大して回線が混雑してないと思われる、自宅で、しかも夜の時間にやった測定結果なので、結構いい値が出てますが、街中や電車内とかでこのスピードが出るかは正直怪しいです・・。まあ、ご参考程度に。


 ちなみに、今回のSIMロック解除作業を行った後、「設定」アプリのトップ画面は、「使用前」「使用後」で、以下のように変化します。うまく設定できたかどうかの指針にしてみて下さい(「NTT DOCOMO」は「JP DOCOMO」などの表記の場合もあり)。ちゃんと表示がされてない場合は、再起動すると上手くいくかもです。

<使用前>


<使用後>



・・・以上、キングモバイル社の「SmartKing」と、IIJmioの組み合わせによる、各種操作・設定手順でした!


(Part.1の記事 : http://socialdead02.blog39.fc2.com/blog-entry-140.html

(2013/12/26 APN設定関連の記述を一部改訂)
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