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格安3Gスマホ"Covia FLEAZ NEO"を購入 レビュー・+α この機種でのSIMなしWiFi運用における懸念点について

 "Covia FLEAZ NEO"のレビュー記事としては「+α」、つまり「おまけ」と位置づけているこの記事では、私のようなSIMなしWiFi専用運用する様な特殊なケースにおいて、懸念される部分についてはどうなのか、という事についてお送りしたいと思います。


 この機種に限らずですが、スマホにSIMを差さずにWiFi専用運用する場合によく危惧されるのが、以下の2点ですね。

[1] SIMがないのに携帯電話網の電波をキャッチしようとして、結果的に無駄なバッテリー消費をしてしまい、それがひどい場合はバッテリー寿命まで縮めてしまう危険性すらある、いわゆる「セルスタンバイ」問題
[2] 携帯電話網に接続できないので、通常は携帯電話網を介して行う時刻合わせ(NITZ)が出来ない事に対して、代替の時刻合わせ機能は用意されているのか

 これらについて、私の場合まだ約10日ほど使った段階ではありますが、"Covia FLEAZ NEO"の場合どうなるのかをご紹介していきます。


・・・その前にまず、これらの問題に関わる「設定」アプリ内での状況について。私の"Covia FLEAZ NEO"では、SIMをそもそも差してないこともあって、下の左図の「設定」-「SIMカード管理」では、ほぼ全ての項目がグレーアウトしていて、設定自体いじれなくなっています。中央図の「設定」-「もっと見る」でも「モバイルネットワーク」の部分がグレーアウトしており、やはりいじることがそもそも出来ません。
 また、時刻合わせについてですけど、その部分を左右する下部右図の「設定」-「日付と時刻」では、おそらくデフォルトのままの、「日付と時刻の自動設定」が「ネットワークから提供された時刻を使用する」、「タイムゾーンの自動設定」が「ネットワークから提供されたタイムゾーンを使用する」という設定になっています。


 「設定」内では以上のようになっている、という前提の元で、以下の話を進めていきます。


[1] 「セルスタンバイ」問題
 セルスタンバイについてですが、Android5.1では、標準機能上でセルスタンバイ現象がどの程度起こっているのかを確認することが出来ます。

 下図左側のように、「設定」内のメニューの下の方、「端末」項目の「電池」から、下図右側のような画面にアクセスすることが出来、直近のフル充電以降でどの機能がどれだけバッテリーを消費しているかを確認する事が出来ます。


 この画面で見ると、だいたいフル充電から17時間程度経過した段階で、3%ほどセルスタンバイでバッテリーを喰われていることがわかります。ちなみにこの時は初期セッティングの直後あたりで、結構それなりに激しく使用してる時間帯が多い状況でした。

 私個人の私的な感じ方ですが、この10日ほどでそれなりにこの画面をチェックしていても、だいたいセルスタンバイは1~3%程度で収まっていました。もっとも私の場合、1日に1回はフル充電しているので、もっと長い時間、それなりに激しく使用した場合はこの数値が更に上がる可能性はあると思います。ですがそれでも、だいたい1日前後使用して、セルスタンバイが1~3%程度で収まっているのであれば、無視できるとまでは言えないまでも、十分許容範囲と言えるのではないでしょうか。実際、私がメインで使っていて、ちゃんと音声SIMも入っている"Google Nexus5"でも、1日使えばだいたい1%はセルスタンバイが発生しますので、なおさら許容範囲だと言えると思います。そういうわけで、少なくともこの"Covia FLEAZ NEO"では、問題にする程のセルスタンバイ現象はまず起きない、と言っていいと思われます。


[2] 時刻合わせについて
 では第2の懸念点、時刻合わせがどうなるかという問題についてはどうでしょうか。この問題を検証するため、インターネット経由で取得したその時の時刻(NTP)と端末自体の内蔵時計を比較できる"ClockSync"というアプリを使用しました(本来はroot化したAndroidをNTP同期させるアプリ。Androidはアプリからの時刻修正をそもそも認めていない)。その"ClockSync"で、同日内に不定期に時刻チェックし、この問題の参考になるであろう状況が、以下の画面群になります。


 全て同じ日の画面であることは改めて覚えておいて下さい。左から1番目と2番目、および3番目と4番目の間の短い時間内で、NTP時刻と1.6~1.7秒ほどあった時差が、1秒ほどの時差までに内蔵時計が修正されている事がわかります。ですが、それ以上に注目して頂きたいのは2番目と3番目の画面で、この間に時刻修正が挟まれたかどうかはともかくとして、約8時間経過してるこの時間帯だけで、内蔵時計は0.7秒近くもズレが生じています。そういう、内蔵時計は短時間でかなりズレるという状況があるのに、この画像で紹介した日時以外、だいたいどのタイミングで比較してもNTP時刻と2秒もズレる事はない(←ここ10日ほどの私的検証結果)という事を勘案すると、少なくともこの"Covia FLEAZ NEO"では、「SIMが差さっていないWiFi運用状態でも、時刻修正は行われている」と考えていいと思います。


 いかがでしたでしょうか。まとめると、この"Covia FLEAZ NEO"では、SIMなしWiFi専用運用でも、

◎セルスタンバイ現象は、発生はしているものの、問題にするほどではない
◎時刻合わせは、何だかの手段によりちゃんと行われているので、懸念する必要は無い

・・・ということになると思います。この検証・結果については、正直個人的にもホッとしました。SIMなしWiFi専用運用での懸念が懸念でなくなるのなら、サブ機として十二分に活躍してもらえる、って事ですからね。そういうわけで、おまけのこの記事はこのへんにしたいと思います。まあかなり少数派でしょうが、同じような運用を考えている方の参考になれば幸いです。




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--"Covia FLEAZ NEO" レビュー シリーズ記事--
格安3Gスマホ"Covia FLEAZ NEO"を購入 レビューPart1 購入経緯~開封の儀など
格安3Gスマホ"Covia FLEAZ NEO"を購入 レビューPart2 本体の初期セッティング
格安3Gスマホ"Covia FLEAZ NEO"を購入 レビューPart3 Androidの初期設定
格安3Gスマホ"Covia FLEAZ NEO"を購入 レビューPart4 最初にやったほうがいい設定・アプリ導入など
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