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実際に使ってみた"Huawei P9lite"の自分的注意点や不満など

 ちょっと(だいぶ?)早いが、自分へのクリスマスプレゼントとして、「Huawei P9lite」を購入した。そもそもこの機種、ネット上でやたら評判がよかったので元々目はつけていたのだが、最近になってメーカー公式で更に値下げが行われたので、思い切って購入に踏み切ったというワケである。

 さて、実際に購入した「Huawei P9lite」をいじっていると、ネットの評判とかでは見えない不満や注意点なんかが浮かび上がってくる。そんなわけで、ここでは個人的に感じたそういう「P9lite」の不満・注意点などについて書き連ねてみたいと思う。


★内蔵ストレージが少ない&アプリを内蔵ストレージにしかインストールできない
 P9liteで一番注意しなければいけないのは、おそらくこの点だろう。内蔵ストレージは仕様では16GBという事になっているが、少なくとも私のP9liteの設定画面内での表示では、システム部分とかが喰っているのか、使用可能容量は「10.52GB」と表示されている。しかもタイトルにある通り、アプリをこの内蔵ストレージにしかインストールできない(microSDカードに移せない)ので、これは普通に使っていてもかなり足りないと思わされる容量だと言わざるをえない。実際、私はスマホゲームとかを今のところ一切入れていない状況なのに、すでに内蔵ストレージの空き容量は5GB台前半まで落ち込んでいる。なので、この機種のコストの割には高性能な部分を狙って、スマホゲームとかを大量に入れたいなんて人は、「容量が足りなくてインストールできない!」という事態になりかねない事には要注意。


★ホームアプリ「Huawei Home」がかなり独特&変更しても「Huawei Home」に戻ってしまう事がある
 これはネット上でも結構取り上げられている事だが、デフォルトのホームアプリ(ランチャー)「Huawei Home」が、かなり独特な作りで正直戸惑うことばかり。Androidでおなじみのドロワーが無く、インストールしたアプリが全て画面に並ぶという作りだけでも、忌避したくなる人は多いだろう。一応救いとして、他のホームアプリに変更する事はできるが(個人的にはご多分に漏れず「Nova Launcher」を使用している)、何だかのタイミングでたまに「Huawei Home」に戻ってしまう事があるのはちょっとうんざりさせられる。まあこの症状に関しては、別にこの端末に限った話ではないのだが・・・


★「設定」アプリ内のメニュー構成が「独特すぎる」
 前述の「Huawei Home」の独特さから派生する話かも知れないが、とにかく「設定」アプリ内のメニュー構成が、特にAndroid6.0のそれと比べると、相当に「独特すぎる」。下の最初の画像がAndroid6.0.1にアップデートしてあるNexus5での「設定」内メニューで、2番目の画像がP9liteでの「設定」内メニューなのだが、これだけでもP9liteのそれが相当「独特」である事がわかるだろう。


・・・これはすなわち、内部設定をいじる等の話が、Android6.0での普通の話が全然通じず、P9lite独特の話として扱わなければいけないという事になるので、これにはホントに注意が必要。


★通知エリア/ショートカット・エリアも「独特」
 Android6.0だと通常、上部のステータスバーのあたりを下にスワイプすると通知エリアが出てきて、更にもう1度下にスワイプするとショートカット・エリアが出て来るのだが、この機種は下にスワイプという動作をした時、通知が存在する場合は通知エリアが表示され、通知が存在しない場合はショートカット・エリアが表示されるという、かなり独特な作りになっている(ただしこの挙動は、画面左右のどちらを下へスワイプしたかによって、それぞれのエリアを選択して表示できる、という機能も一応選択可能となっている)。下の2つがそれぞれのエリアの画面だが、これらの画面上部が通知エリアとショートカット・エリアを選択する「タブ」となっており、すなわちこれらの画面の選択が「下へスワイプ」という動作だけでなく、上部タブ部分の選択(タブ部分をタッチか横へスワイプ)と絡めているのもまた「独特」である。


★画面のブルーライトカット的な設定を、ある程度システム自体でする事が出来る
 この項目は不満というよりむしろ褒めている部分だが、通常Androidではアプリを利用してやる事になる画面のブルーライトカット的な設定を、実はこの機種ではシステム自体でそういう設定をする事ができる(ある程度、ではあるが)。「設定」→「画面」→「色温度」とたどると表示される画面がそれで(下図)、「暖色」を選択すればそれだけで端末全体での画面がある程度ブルーライトカット的な色合いになってくれる(もちろん下図の色サークルから更に細かく色温度を変更可能)。・・・Android6.0では、各アプリで細かく各機能へのアクセス許可/不許可を設定できる仕様になっているのだが、この時ブルーライトカット系のアプリを起動させていると、このアクセス許可とかの話が阻害される話が結構な確率で発生してしまう(エラーメッセージ「画面オーバーレイを検出」が出て、アクセス許可とかが行えない問題)。その点このP9liteの色温度設定は、システム自体で行っている分、そういうエラーが出ることはないので、それだけでもこの機能の存在意義は大きいと言える。ただしこの機能を使う場合、明るさ設定はショートカット・エリアの明るさスライダーか、「設定」→「画面」→「画面の明るさ」で直接画面の明るさを操作しなければいけなくなってしまうのは非常に残念なことではあるが・・・。(「設定」内での「画面の明るさ」と、アプリとかで操作するそれは、それぞれ別物扱いのため)



★アプリのプッシュ通知を有効にするために、相当な苦労が必要
 これがとにかく、この機種で一番残念な部分で、実際ネット上でもかなりの範囲で悪評として広がっている。これは、この機種での省電力関係の設定が余りにも細かく、また厳しすぎるからで、この問題を解決するには、まず「下準備」として、以下の[a]~[d]の各項目の設定をする。

<<下準備>>
[a] 「設定」→「詳細設定」→「バッテリーマネージャー」→「電源プラン」と進み、『スマート』か『パフォーマンス』を選択する。
[b] 「設定」→「その他」→「モバイルネットワーク」と進み、『モバイルデータ通信』と『常時接続を有効にする』をどちらも『オン』にする。
[c] 「設定」→「WiFi」→画面下部右側の「メニュー」→「詳細設定」と進み、『スリープ時にWi-Fi接続を維持』を『維持する』に設定する。
[d] 「設定」→「通知パネルとステータスバー」と進み、『通知アイコンを表示』を『オン』にする。

 ここまでの「下準備([a]~[d])」は、一度やってしまえば、以降はいじる必要はない。

 そして、上記の「下準備」をした上で、プッシュ通知したい各アプリごとに、以下の設定をする。

<<各アプリごとの設定>>
[1] 「設定」→「詳細設定」→「バッテリーマネージャー」→「保護されたアプリ」と進み、該当アプリを『保護』にする(トグルスイッチを『オン』にする)
[2] 「設定」→「通知パネルとステータスバー」→「通知センター」と進み、該当アプリを選択した先にある各項目を全て『オン』にする(「通知を許可」から「ロック画面」まで全5項目を全て『オン』にする)。
[3] 「設定」→「アプリ」→(該当アプリを選択)→「電池」と進んで、『画面消灯後も実行を継続』を『オン』にする。(※該当アプリを起動していない場合、「電池」の項目がブラックアウトしていて選択できない事があるので、事前に該当アプリは立ち上げておく)
[4] 「設定」→「アプリ」→画面左下の「詳細設定」→「バッテリー最適化を無視」と進んで、左上の「許可」の部分をタッチして「すべてのアプリ」を表示させて、該当アプリを『許可』の設定にする。
[5] 最後、該当アプリを立ち上げて通知関係の設定を見直す。その後、該当アプリを再起動させる(画面下のホームボタン「○(丸)」の右側「□(四角)」をタッチしてタスクリストを呼び出し、該当アプリを上へスワイプして完全終了させ、その後また起動させる)。

 「下準備」の部分だけでも面倒なのに、プッシュ通知したい各アプリごとに更に結構な工程が必要というのはホントに面倒。プッシュ通知利用の機会が多いなんて人は、この点だけでもこの機種を選ぶ際には相当に注意したい。



・・・なんだかんだと「Huawei P9lite」の不満や注意点を書き連ねてきたが、それでも正直言って、P9liteは結構いいスマホだと、個人的には思っている。2万円台中盤(2016年末時点)でこのスペックというのは本当に素晴らしい部分だし、内蔵ストレージが少ないのは確かに惜しい部分だが、これも何とか、スマホゲームを大量に入れたりしなければ回避できる部分だとは思う。また、ホームアプリやそれ関連の操作が「独特」なんていうのは、仮にどんな高級機を買ったところで結構な確率でついてまわる話だろうし、その点P9liteは他のホームアプリを選択できるだけまだマシな方だと思う。プッシュ通知の仕組みが悪い意味で複雑すぎる点も、(強引に)裏をかえせばプッシュ通知させたくないアプリの挙動をコントロールできるという事でもあるので、結局そういう風に考えて「妥協」できる分だけ、P9liteは結構いい端末だとやっぱり思わされるのだ。


 私個人、複数のiOS端末やAndroid端末をさわってきたが、ことAndroid端末においては「自由と混沌、そして『妥協』」だと思っている。Androidは、各メーカーがOSからカスタマイズ出来たりする分、どうしても操作感や独自性とかで結構な違いや戸惑いが生まれてしまう。そしてそういう部分で、万人を納得させるなんていうのは、ほぼ無理な話だと言わざるをえない。そうなると、その機種の「独自」な部分にどれだけの「幅」で「妥協」できるか、というのが、Android端末における「評価」の上でかなり大きな部分になると思う。そういう意味では、「Huawei P9lite」は、少ない「妥協」の「幅」で使っていける、ある意味「貴重な端末」と思える部分すらあるのだ。もちろんこういう話は、各個人で大きく感じ方が違う箇所だと思うので、強制できたりする話ではもちろんないが、少なくとも私は、こういう考えのもとに「P9liteは結構いい端末」と思っていて、すでに結構お気に入りな端末となっているというワケなのである。
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管理人(SocialDead)が「精神的死者、社会的死者」すなわち「精神的病人」ですので、更新等はかなり不定期です。なおこのブログはコメント等は一切受け付けておりません。※2017年3月にタイトルを「SoDeadBlog」から「SocialDeadのぶろぐ」に改名しました。

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