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2017年1月新自作PC構築記 Part2 Windows10インストール時に遭遇した個人的最大のトラブルについて

 Part1で新自作PCの組み込みやBIOS設定などが無事終了したので、Windows10のインストールに話を移すことにする。

 個人的にこれまで自作PCで利用してきたWindowsは、基本DSP版を購入していたのだけども、少なくとも2017年1月あたりの時点では、「Windows10 Home」はAmazonで通常版もDSP版もさして金額が変わらなかったので、今回は素直に通常の「Windows10 Home」のパッケージ版を購入した。DSP版にまとわりつく「同時購入したパーツを常に使用」という条件が、正直もうイヤだったという事ももちろんあった。


 だがしかし、いきなり最初から大きな誤算が生じた。今回の私の場合、SSDをフォーマットし直してのWindows10クリーンインストールに着手したのだが、Part1でも少し書いた通り、パッケージ版同梱のUSBメモリによるインストーラーがちっともUEFIモードでブートしてくれなかったのだ(インストーラーがUEFIブートしていないと、Windows10もUEFIモードでインストールできない)。結局色々と試行錯誤して、またネットの情報も合わせてやっとわかった話は、どうやらWindows10のパッケージ版同梱のUSBメモリはUEFIブートに対応していないらしいということだった!(2017年1月時点での話)

 私が購入したのは「Microsoft Windows 10 Home Anniversary Update適用版 32bit/64bit 日本語版 (最新)」という商品名のものだったが、それですらUEFIモードでブートしてくれなかった。実際、ちょっと前にMicrosoftのサイトにある「メディア作成ツール」で作成しておいた、普通のUSB2.0のUSBメモリによるWindows10インストーラーは、普通にUEFIモードでブートしてくれたので(これを実行するまでなかなかこの問題に気づけなかった)、この問題はそれなりに確度のある話だと言っていいと思われる。


 ちなみに、私のPCのマザーボード"GIGABYTE GA-H170-HD3"でも、BIOSのブートメニューでUEFIブート可能なデバイスは「UEFI:○○○(USBメモリ名)」と表示されるので、ここでもUEFIブートされているかどうかの確認は可能なのだが、個人的に採ったより具体的な確認作業は、以下のサイトの最後の方で紹介されている方法だった。

「Windows 7をUEFIモードでインストールするためのUSBメモリを作成する」(@IT)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1404/18/news088.html

 このサイト自体はWindows7のインストール準備作業を紹介したものだが、最後の方にあるインストーラーがUEFIモードでブートしているかどうかの確認作業は、Windows10でも通用した(少なくとも今回の私の場合)。一応その確認作業の内容を以下にまとめておくことにする。

[1] Windows10のインストーラーが立ち上がった直後の画面内で、「今すぐインストールする」を押して先に進む。

[2] Windows10のプロダクトキーを入力する画面になると思うので、この時点以降で「SHIFT+F10」を押して、コマンドプロンプト画面(DOS窓)を表示させる。(この時点以降でないと、[4]で検索対象にするファイル"setupact.log"が作成されていない)

[3] 以下のコマンドを入力して、「\Windows\panther」フォルダへ移動する
cd \Windows\panther

[4] 以下のコマンドを入力する。
find "Detected" setupact.log

[5] 出てきた結果の中に「Detected boot Environment: EFI」の記述があれば、インストーラーはUEFIブートできている事になる。(UEFIブートでない場合は「Detected boot Environment: BIOS」という記述になる)

 以上の確認方法は、私が購入してUEFIブート出来なかった「Windows10 Home」のパッケージ版同梱のUSBメモリでも通用した。(もちろん結果は「Detected boot Environment: BIOS」の方だった)

 ちなみにではあるが、Windows10がちゃんとUEFIモードでインストールされたかどうかは、ここでの確認作業だけでなく、インストール完了後にもWindows10本体からきちんと確認しておいた方がいいだろう。やり方としては、「Winキー+R」で「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、「msinfo32」と入力する。それで出てきた「システム情報」というウィンドウ内の右側に表示されている内容の中で「BIOSモード」が「UEFI」になっていれば、Windows10はUEFIモードで動作していることになる。

↓「msinfo32」の画面例(クリックで拡大)
170210 msinfo32 UEFI analyze

 正直、上述の方法を事前に知っていなかったら、パッケージ版同梱のUSBメモリ・インストーラーはUEFIモードでインストールしてくれるはずだと思いこんだまま、そのままインストール作業を完了させてしまっていたことだろう。個人的にそこまでUEFIモードでのインストールにこだわる理由もなかったのだが、それにしてもMicrosoftがある意味推奨しているUEFIモードでのインストールが、Windows10のパッケージ版のインストーラーでできないなんて話は、単純にひどすぎると思う。


 そういうわけで、私個人がWindows10のインストール時に遭遇した最大のトラブルとは、「Windows10のパッケージ版同梱のUSBメモリがUEFIブートできない!?そんなバカな!!」という話だったわけである。正直、この話以外のWindows10インストールについての話は、ネットであちこちに転がっている話だと思うので、ここでは省略する(おい)。それでも一応、インストール時の話として言及しておいた方がいいと思われる事を挙げると、Windows10のパッケージ版に入っているプロダクトキーは、Microsoftの「メディア作成ツール」で作成した普通のUSBメモリによるインストールでも、問題なく認証されたという事ぐらいだろうか。(パッケージ同梱のUSBメモリ・インストーラーに紐づけされたりとかは特にされていない模様)

 とにかく、ここまでグダグダ書いてきた理由から、これからWindows10を新規インストールしようと考えている人には、素直にMicrosoftのサイトにある「メディア作成ツール」で、USBメモリかDVDのインストーラーを作成しておくことを強くおすすめする。32bit版か64bit版のどちらかに限定すれば、容量も4GB程度(3GB以上)で事足りるし。そんなわけで、私個人が遭遇した、Windows10インストール時の最大のトラブルについての顛末記でした。
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