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2017年1月新自作PC構築記 Part4 Windows10をそれなりに安定させるまでに個人的にやった2つの事("Anniversary Update"時点)

 タイトルの通り、ここでは私個人が、Windows10をそれなりに安定させるまでにやったあれこれの中から、特に効果的だったと思う2つの処方について言及したいと思う。ちなみに、ここで書いている内容は"Anniversary Update"適用時点で有効な話で、更なる大規模アップデート(2017年春といわれている"Creators Update"等)が降ってきた際には、これらの話が無効、あるいは初期化されてしまう可能性大な事には要注意。("Anniversary Update"が降ってきた直後に、実際にこういう話を体験している)


★★電源オプションを「高パフォーマンス」にする
 ノートPCとかではもちろんすすめられないが、個人的にはコントロールパネルの電源オプション(「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「電源オプション」)で、電源プランを「高パフォーマンス」に設定しておくことを、強くおすすめしたい。実際私は、この設定をする前は、通常使われるであろう「バランス」で、かつ詳細設定をほぼ「高パフォーマンス」に近い形にしていたが、何だかのきっかけで電源プラン自体を「高パフォーマンス」に変えてみたら、はっきり認識できるくらいにPCが安定してくれた。なので、本当に強くおすすめしたい部分である。

↓「電源オプション」で「高パフォーマンス」を選択している画面(クリックで拡大)
20170219-151231 電源オプション

 なお、「高パフォーマンス」にしたとしても、そのプランの中での詳細設定も、自分の用途に合わせて変更しておいた方がいいだろう。(「電源オプション」内で選択してるプランの右横の「プラン設定の変更(上図青枠部分)」→「詳細な電源設定の変更」)

20170219-165445 電源オプション-詳細設定画面 2mod

 ちなみに、私個人がおすすめする詳細設定の細かな部分は以下のような感じ。

-ハードディスク
--次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る→「0分」(無効化)

-USB設定
--USBセレクティブサスペンドの設定→「無効」

-PCI Express
--リンク状態の電源管理→「オフ」

-プロセッサの電源管理
--最小のプロセッサの状態→「30~50%」程度に


★★LPM(HDDやSSDの省電力機能)を、レジストリ操作+αでOFFにする(プチフリ対策)
 このブログでも過去にWindows7時代のLPM問題について言及した記事があるが(今となってはこれが結構な人気記事になってしまっているのが何だか気恥ずかしい…)、少なくとも私が構築したWindows10環境でも、LPMが原因と思われるプチフリーズ現象[*]が発生したので、やっぱりLPMはオフにできるならオフにしてしまった方がいいと思われる。
↓この件の参考サイト
「Windows10+(Crucial) SSDな環境でディスクの使用率が100%になってハマった話」(knot-foundの日記)
http://knot-found.hatenadiary.jp/entry/2016/03/12/210651


 Windows10では、まず最初に、レジストリで以下の場所の値を変更、あるいは書き足す。・・・ここまで書いておいて何だけど、「レジストリって何?」なんて人は絶対にやらないように(あくまで自己責任で)。ちなみにだが、Part3でも少し述べた様に、IRST(Intel Rapid Storage Technology)にはLPMをOFFにできる機能が存在するので、レジストリをいじりたくない人にはそちらをおすすめする。(もちろんSATAがIntel系な人限定の話だけれども)

「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\0012ee47-9041-4b5d-9b77-535fba8b1442\0b2d69d7-a2a1-449c-9680-f91c70521c60」で、
「Attributes」の値を「0(16進数)」に

 一応以下に、上記操作をするRegファイルの内容を掲載しておく。



Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\0012ee47-9041-4b5d-9b77-535fba8b1442\0b2d69d7-a2a1-449c-9680-f91c70521c60]
"Attributes"=dword:00000000



 なお、このレジストリ操作だけではLPM機能のOFFは完結しなくて、更に「電源オプション」の詳細設定内をいじる必要がある(「+α」の部分」)。

 上述のレジストリ操作のあと、再起動をはさんで、「電源オプション」の詳細設定部分にアクセスすると、下図のように「ハードディスク」の項目内に「AHCI Link Power Management - HIPM/DIPM」という箇所が現れるので、そこを「Active」に設定する。(この記事の前半で言及した「電源オプションを『高パフォーマンス』にする」の時点では、当然この箇所自体が存在していない)



 ここまで来て、やっとWindows10でのLPM機能をOFFにすることができる。

[*]・・・私個人のWindows10環境で遭遇したプリフリーズ(=プチフリ)現象とは、例えば動画などを数分見ていて、その直後に操作しようとした際に、Windows10が固まってしまっていて数秒後にやっとその操作のリアクションが現れるという、まさしくプチフリな現象。少なくとも私の場合、完全にフリーズするとかまでには行かなかったものの、やっぱりこんな話は単純に困る。なお、これだけの材料ではLPM機能が原因とは言い切れないものの、上述のLPMをOFFにする操作以降プチフリ現象は起きていないので、まずLPMが原因と言っていいと思われる。


 以上の2つの項目を実施したあと、少なくとも私のWindows10環境は、相当に安定して動くようになってくれた。なので、ここでの2つの処方はかなりおすすめな話である。ただし、Part3でも言及したが、せっかく確保したPCの安定性が、記事執筆時点で間もなくの大規模アップデート"Creators Update"によってもろくも崩れ去ってしまうであろうことは、ホントに今から怖い&理不尽な気持ちでいっぱいな私なのでもあった・・・。(Windows10の大規模アップデートでは、デバイスドライバが大幅に書き換えられる上に、ここで書いたようなModifyも無効化or初期化されてしまう可能性が高いため)


<シリーズ記事>
2017年1月新自作PC構築記 Part1 「GIGABYTE GA-H170-HD3」のBIOS設定など
2017年1月新自作PC構築記 Part2 Windows10インストール時に遭遇した個人的最大のトラブルについて
2017年1月新自作PC構築記 Part3 Windows10環境での「GA-H170-HD3」のデバイスドライバのインストール、およびWindows10での「Windows Update」について
2017年1月新自作PC構築記 Part4 Windows10をそれなりに安定させるまでに個人的にやった2つの事("Anniversary Update"時点)
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