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24時間テレビをもっと「冷静」に見るべきだ!!

 「半分」ほどではあるが、久々に「怒り」の投稿。その矛先は、現在放送中の日本テレビ主催の「24時間テレビ」だ。

 この番組、今日の朝日新聞夕刊に載っていた情報によると、78年からやっている長寿番組で、多い年には10億円以上もの募金を集めるという。かくいう私も、小学生の頃、イベントをやっていた渋谷の109に、貯金箱を持って行った記憶がある(ただ行ったタイミングが遅過ぎて、イベントをやってないどころか、係員らしき人すらいなかった。まだその頃の渋谷は、深夜になれば人通りが激減する「普通」の街だった)。

 しかし・・・最近になって耳にした話なのだが、福祉関係の仕事に就いてる人の「証言」として、「24時間テレビから寄付された福祉車両は、えらく使いづらい」ということを聞いた。つまり、10億もの大金を集めながら、きちんと「生きた」使い方をされていない、ということなのである。

 そしてここ数年の番組の定番となっている、例の100km超のマラソンを芸能人が走るという企画。企画者や「感動する」なんて言っている人達に問うてみたいのが、「その行為に何の意味があるのか!?」ということである。マラソンという競技は、普段プロとして生業にしてる人ですら、コンディションによってはリタイアすることが珍しくない競技なのに、その普通の「倍以上」もの距離を、十分な準備もトレーニングもする余裕のない「それなりに有名な芸能人」が走る・・・はっきり言うが、これって「無謀な行為」以外の何物でもない。

 そんな「無謀」なことを敢えてする目的は、断罪的に言ってしまえばただひとつ。平たく言えば、「ねぇ、感動するでしょ!?泣けるでしょ!?」と、視聴者に訴えているのだ。

 24時間テレビには、このマラソンを中心に、そういった「感動して、して!」とテレビ局が言っているかのような企画が目白押しだ。今日も含めて、私はこういった「裏側」の空気を読み取ってから見る気もしないので確たることは言えないが、例のマラソンでは、中継してない間に車で移動してたりだの、戦地へ有名芸能人が危険を顧みずレポート取材、なんて企画でも、全然「危険」な所へ行っていないだの、毎年そういった「影」の部分の噂が絶えないのが実情だ。


 ・・・まあ、こういった企画で感動するかどうかは、はっきり言って見る人の自由であるから、そこまでは今回は追求しない。ただ、私が問題にしたいのは、最初の方で書いた、「10億もの金が正しく使われているのか!?」という点だ。

 今現在のテレビの世界において、24時間も電波を占有し、10億もの金を集めるなんていうのは、もはや「テレビ」の枠を超えている。敢えて大げさに言えば、「徴税」に近い程の影響力がある。そんな強力な影響力を持っている「募金(徴税)活動」に対して、「監視の目」がきちんと働いていないのは、果たしていかがなものであろうか!?

 日本テレビ首脳をはじめとして、24時間テレビに関わるすべての人達は、そういった「徴税」並みの影響力によって集めた10億もの「税金」を正しく使うようにする義務があるし、そうである以上、正しく使われているかどうかを見極める「監視の目」が必要なのは明らかだ。つまり私が言いたいのは、「24時間テレビで集まった募金の使い道を追跡調査・報告する第三者機関が必要だ」ということだ。


 何度も「徴税」などという言葉を使ったように、24時間テレビほどの影響力でもって集めた金は、「税金」にかなり性格が近い。であれば、その「税金」が正しく使われるように、第三者機関なり何なりの「監視の目」が絶対に必要であるのは明らかだ。最初に書いたように、いくら福祉自動車を寄付している「事実」はあっても、その中身が「使い物にならない」なんていうのでは、「税金」を支払った国民への「背任行為」と言ってもいいくらいである。中盤で書いた「影」の噂といった部分も含めて、視聴者も出演者も関係者もみんな、24時間テレビの「きれいすぎる」部分にばかりとらわれてないで、もっと「汚い現実」を、少なくとも放送後はきちんと直視する必要があるだろう。視聴者はともかく、日本テレビの首脳陣や、番組の主要出演者は、そういったことに心を砕く必要があると、毎年放送の時期になると、そう感じてやまない私なのである。
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