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東証のもろさはひど過ぎ!

 ライブドアが今回は別の意味で世を騒がせてますね。まあ、前の記事にもちらっと書いた通り、私は個人的にホリエモンは嫌いなので、別にライブドアがどうなろうと知ったこっちゃありません。ただ、今回ニュースとかを見てて、あまりにも情けないのが、東証のシステムの弱さ!はっきり言って、東証なんてほとんど官僚体質な所ですから、今回のシステムがパンク寸前になって取引中止、なんていうのは、完全に今現在の時世を読み取れてない証拠ですよね。

 そもそも、今回のような事態が起こり得るっていうのは、十分予測できた事だと思うんですよ。インターネットで個人でも気軽に株売買ができるようになって、こういう事態になったらそういう個人投資家が一斉に動くってことぐらいは誰でも認識し得ることですし、それに加えて、ホリエモンの「違法」ではないけど「脱法」な手法によって、実力がない、でも買いやすくて成長が見込める(と思わせた)自社株が大量に出回っている状況や、「勝ち組」とされるIT系企業の盛況ぶりが、はっきり言ってバブルとそう変わらないってことをきちんと認識してれば、今回のことは十分予測できたはずなんです。別に私を含めた一般の人達はこんな認識を持つ必要ないですけど、東証の幹部やシステム管理関係者などは、これくらいの感覚を持ってて当然!!・・・でも出て来た結末は、システムがパンク寸前で取引中止なんていうとても情けない出来事であるわけで、そんな所が国内のみならず海外からも批判を浴びるのは当然と言えば当然です。


 この記事の中で私が一番言いたいことは何かって言うと、「やっぱり大きすぎる組織の上の人間って、感覚がズレてる!」ってことです。システム管理関係者なんかはともかくとしても、東証の幹部連中は、極端な話、「インターネット」なんて事すらわかってない人もいるんじゃないでしょうか!?ニュースとかで見る東証の映像って、いかにも「最先端の技術を使って取引してますよ~」って言ってるようにも見えますが、トップの幹部あたりは、その東証のシステムにすら着いて行けてない人が絶対いると思いますよ。キーボードも触ったことない、なんて人がいても、正直私は驚きませんね(あきれますけど)。

 「システム管理関係者なんかはともかく」なんて書きましたが、この人達にも十分責任はアリアリです。辛辣なことを言ってしまえば、「コンピューターには強いけど、時世を読んだシステムを作れなかったのね」って皮肉を言いたくなります。前述の東証幹部連中もそうですが、こういう人達ってやってる事が専門的過ぎて、その専門分野以外の事柄が見えなくなってるんですよね(つまり外見のいい「おたく(悪い意味での)」)。特にコンピューター関連の人達は、プログラマーだったらプログラミングの事しか頭にない人が多いですから、ソースコードのきれいさばかりにこだわって、実際使う人の利便性を全然考えた作りになってない、なんていう事例が結構あるわけです。これを東証の幹部に当てはめると、経済のことばっかり詳しくて(経済おたく)、そういう人達の中では「経済」=「資金力のある企業や個人投資家の動き」となってしまっていて、結果的に(その人達から見ると)資金力のない個人投資家が今や星の数ほどいるなんてことは想像の外だったのではないかと、私はそう思います。


 最後に、今回の出来事を象徴する人の発言を、ここで引用します。「ライブドアざまあみろ」と内心思ってるに違いない、フジテレビ日枝会長の発言の一部に、「東証をストップさせるなんて前代未聞のことを引き起こしたライブドアは・・・」なんていう内容があったんですが、別にライブドアに肩入れするつもりはないですけど、東証がストップしたのは東証の時代感覚がズレ過ぎてるからだっ!!って突っ込みたくなりましたね。ライブドアは確かに、とうとう「脱法」ではなく「違法」行為があった事を暴かれようとしてますが、東証がストップした事については、少なくともライブドアに直接的責任はありません。東証幹部も含めたこの世代の人達には、インターネットなどは怪しいものにすら映ってるんでしょうが、もう今の時代はネット抜きでは語れません。一般人はともかく、メディアや世界有数の取引市場のトップなんて所にいる人達は、そういう感覚を身につけることは「義務」とすら言えるでしょう。頭にカビの生えた連中がそういう責任のある場所にいる事実がまたまた露呈されたことは、日本の大企業・官僚体質がまだまだ健在だって証拠ですね・・・

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