記事一覧

Firefox 2.0 と 3.0 を共存させる方法

 Firefox3.0が最近リリースされました。しかしやっぱり、Firefoxのメジャー・バージョンアップには2の足を踏んでしまうのが正直な所・・・。そういうわけで、以前書いた「Firefox 1.5と2.0を共存させる方法」と同様に、2.0と3.0の共存方法もここに書いておきます。もちろん、自分自身を人身御供にしてやりましたよ(^_^;

 さてまず最初に、Firefoxを全て終了させてください。実際、この作業中、Firefoxが起動してると、いろいろ面倒なことになります。そういうわけで、このページは(仕方なく)IEで見るか、要約をプリントアウトするなどの作業をオススメします。

 Firefoxが起動してないのを確認してから、「プロファイル・マネージャ」というものを起動します。やり方は「スタートメニュー」→「ファイル名を指定して実行」で、

firefox -p

と打つだけです。一応、画面も載せておきます。




 打った文字列に間違いがなければ、「プロファイル・マネージャ」なるものが出てきます。以下がそこから進んでいった肝心の画面です。




 既にこの画面ではもう出来ていますが、普通の場合、右に表示される「ユーザープロファイル」は「default」だけだと思います。ここで、Firefox3.0用に、新たなプロファイルを作成します。「新しいプロファイルを作成」ボタンから作成します。なお、以下は画面の通り、「Profile-3.0」という名前のプロファイルを作った、という仮定で書いていきます。(もちろん、プロファイル名はご自由にどうぞ(^^))

 3.0用の新たなプロファイルを作ったら、画面で赤で囲ってある「今後このプロファイルを使用する」をオフにして、「終了」を押して、この画面を終了させます。このへん、見落としがちなので注意して下さい。


 この時点で、先に2.0を立ち上げるための専用アイコンを用意しておきます。といっても、この時点では普通に2.0が起動するFirefoxのアイコンがあるはずなので、これのプロパティをいじります。以下の画面のように、「リンク先」を以下のように書き換えます。なお、このアイコンは「Firefox 2.0」など、わかりやすい名称にリネームしておくといいでしょう。

"C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe" -p "default"




 次に、Firefoxの設定関係がほぼ全てつまっている「プロファイル・フォルダ」というフォルダにアクセスします。このフォルダは隠しフォルダの更に下にあるので、普通のWindowsの機能を使ってアクセスする場合は、事前にエクスプローラやフォルダ表示ウィンドウなどで、[ツール]メニューの[フォルダオプション]で[表示]タブをクリックして、[ファイルとフォルダの表示]項目を「すべてのファイルとフォルダを表示する」に変更しておきます。具体的にアクセスする先は、Windowsにログインしているユーザ名を「UserName」と仮定すると、以下の場所になります。


C:\Documents and Settings\UserName\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxxx.default
※xxxxxxxxはFirefoxが自動生成するランダムな文字列

 このフォルダが、プロファイル「default」の設定がつまっているプロファイル・フォルダになります。そして、この同じ階層には、

・・・\xxxxxxxx.Profile-3.0

というフォルダもあるはずです。これが新たに作った、3.0用のプロファイル・フォルダになります。

 ここで、xxxxxxxx.defaultのフォルダ中身をすべて、xxxxxxx.Profile-3.0フォルダにコピーします。マシンの性能にもよりますが、結構時間がかかるので、時間の余裕がある時にした方がBetterです。また出来れば、xxxxxxxx.defaultフォルダの方を別途バックアップしておけば、なお理想的です。

 これで、3.0専用のプロファイルが用意出来たことになります。ここまで来て、ようやくFirefox3.0本体のインストールです。

 Firefoxのオフィシャルサイトなどから、Firefox3.0本体をダウンロードし、インストールを開始します。ここからの手順はより煩雑になるので、注意して下さい。

 インストール途中で、以下の画面が出てきますが、ここで必ず「標準インストール」ではなく「カスタムインストール」を選択します。こうしないと、Firefox2.0のあるフォルダに上書きインストールされてしまうからです。




 そしてこの先のインストール先フォルダ入力の画面で、必ずFirefox2.0と別の場所を指定します。これをやらなきゃ、カスタムインストールにした意味がありません。




 このあと、スタートメニューに作るプログラムグループの名前を指定しますが、これも2.0に上書きしないように注意しましょう。なお、ここでスタートメニューにプログラムグループを「作らない」事自体出来ないと思うんですけど、このプログラムグループは作っておいた方がいいです。なぜかというと、2.0から移行したアドオンとかのファクターでFirefox3.0が不安定になった場合、ここに作られる「セーフモード」での起動が出来るか否か、というのが、結構重要になってくるからです。(私も詳しくはわかってませんが、通常起動でダメでセーフモードでOKなら、新しいプロファイルを作った方がいいらしいです)




 これでインストールが実際に行われますが、最後の画面で重要な部分があります。以下の画面ですが、「今すぐFirefoxを起動」のチェックボックスをオフにして下さい!!プロファイルを2.0と3.0で切り替える都合上、ここはチェックをオフにしておいた方が無難だと思われます。




 これでインストール作業は終了ですが、出来たショートカットアイコンを、わかりやすいように「Firefox 3.0」などとリネームしておくといいでしょう。

 ここまで来て、また最初に戻るような形になりますが、プロファイル・マネージャを改めて起動します。[スタートメニュー]→[ファイル名を指定して実行]で、

firefox -p

です。




 今度はこの画面で、「Profile-3.0」を選択した状態で、「今後このプロファイルを使用する」のチェックボックスをオンにします。こうすることで、3.0のアイコンから起動すれば3.0用のプロファイルで、2.0用のアイコンから起動すれば2.0のプロファイルで起動出来ることになります。

 ここまで来たら、ほぼ作業は終了ですが、一応3.0を起動して、ちゃんと動くか確かめておきましょう。最初にアドオンの更新等がチェックされる画面になったら、プロファイルの切り替えが成功していることになります。

 3.0が無事立ち上がったら、それを一端閉じ、2.0を起動してみて、2つが共存できていることを確認しましょう。私自身恐くてやってないんですが、同時起動はしない方が無難だと思います。


・・・お疲れ様でした。これで、Firefox2.0と3.0の共存環境が出来上がりました。あとは、3.0の安定性やアドオン動作などを確かめつつ、3.0に徐々に移行していったらいいんじゃないかと思います。とにかく、お疲れ様でした!(これを書いた自分が、一番「お疲れ様」だったりして・・・(¨;)
関連記事