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TOSHIBA RD-301Sに対する「酷評」

・メーカーHP:http://www3.toshiba.co.jp/hdd-dvd/products/vardia/rd-s601_s301/index.html
・星付け評価:無星 (個人的にはマイナス付けたいぐらい。ただし、スカパーユーザーにだけは★1つ)
・備考:あまりにひどい商品すぎて、アフィリエイト(広告)する気になれないので、本記事中のリンクは全て通常リンクです。

 以前、このブログで、同じ東芝製品である「gigabeat」についてかなりの酷評を下したのだが(色々あって、その記事は削除してある)、今回ほぼ同様のノリで同社製品のDVDレコーダー「RD-301S」を「酷評」している。・・・っていうか、個人的には、これだけの「酷評」されるべき理由が、この製品にあると信じている。少なくとも、こんな製品に4万以上も出費したことが、今でも腹立たしいのが事実である。

 まずこの商品、少なくとも現段階(08年9月)では、東芝の「現行商品」として、まだまだ流通経路に十分に乗っている商品である。実際、販売時期は07年11月と、1年経過してないし、この記事を書いている段階で、価格.comではDVDレコーダーの売れ筋ランキング24位に入っている。つまり、まだまだ十分現役選手といえる商品なのだ。・・・しかし、この商品をいじっていると、何よりまず「何世代前の商品だ!?」とか、「いつのノリで作っているんだ!?」と突っ込みたくなること受け合いなのである。

 何がそんなにひどいのか、最初の方で具体的に示しておこう。箇条書きにすると、以下の通りになる。

1 操作性があまりにも悪すぎる!リモコンのボタンのあまりの多さだけでもそれが説明できるが、操作中の画面デザイン等(いわゆる「UI」=「ユーザー・インターフェイス」)の出来が、あまりにもひどすぎる!

2 本体自体のマシンパワーが非力なのか、あらゆる操作においてストレスを感じること多大である。デジタル放送対応機器だから、まだ起動に時間がかかるのは目をつぶるとしても、起動した後も、いちいち反応が遅くて、そのたびにストレスを感じさせられる。特に、画面の描画速度が遅いのは致命的であるとすら言える。

 ・・・つまりは、「『操作性』があまりにも悪すぎる」ということを、大声で言いたいのである。まだ私の場合、この機種をスカパー録画専用として割り切って使っているから、ここまでの不満で済むのかも知れない。この機種を普段使いのDVDレコーダーとして使ったら、どれだけストレスがたまるのか!?、と、ホントに叫びたくなってくる思いがある。

 更に具体的に書いていくと、1にも書いてあるとおり、単純にリモコンだけ見ても、ボタンがあまりにも多すぎる!リモコンのアップ画像をよく見てもらえばわかるが、ボタン数がムダに多すぎる!しかも実は、この画像では隠れているボタンも存在して(下の部分をスライドさせると出てくる)、しかも実際の操作では、そこのボタンも結構使わなければいけないのである。この時点で、かなりの確度で、UIの設計自体がかなりおかしいことが伺える。(ちなみに「シンプルリモコン」なるものも付属しているが、この「シンプルリモコン」だけで操作が完結する操作があまりにも少なすぎるため、単純に「使えない」)。

 UIの設計について、「失敗している」でなく「かなりおかしい」と表現したのには、更なる理由がある。TV画面における操作性(まさしくUI)が、かなりひどいのだ。ムダに多すぎるリモコンのボタンを、更にムダに多く使わざるを得なかったりする場面が多かったりするだけでも相当ストレスなのだが、単純にUIの設計において、あまりにもデザインや操作性・簡便性などが考えられてないことが多分に伺えて、一言で言ってしまえば、開発の場面において「ユーザー不在」な状況になってしまっているのである。

 「ユーザー不在」、つまりは、開発者達が自分達の世界にだけ没頭してしまい、こうすればユーザーが使いやすい、みたいなファクターが多分に考えられておらず、「(開発者にとって)こうすれば満足だろう」程度の仕上がりにしかなっていないのだ。一部のソフトウェアメーカーのソフトが非常に使いにくい理由と、ほぼ同じである。「ユーザー主導」ではなく、「開発者主導」で製品開発が進められているのである。そしてその開発者達は、他のメーカーの同様の商品を試用して研究する、といった「基本的」なことすらしていないのである。いや、誹謗中傷に聞こえようと、私はもうそう言い切ってしまう。それだけやっても、この商品のUI=操作性のひどさを説明するには足りないかも知れないのだ。

 これほど「酷評」する立場の私からすれば、こう「酷評」するだけの理由は結構それなりにある。まず、製品の操作性がひどすぎると言える理由だが、私自身は、今まで同様の製品=DVDレコーダーを、2つのメーカーのものを使用してきている。その2つはPanasonicとPioneerで、現行は後者のPioneerを主に使っている。2つともアナログチューナーのみの製品のため、デジタルチューナー搭載のこの商品と単純比較するのはある程度かわいそうな部分はあるものの、それを割り引いて見ても、この製品の操作性のひどさは尋常じゃない。ここまでのストレスは、前2製品では少なくとも感じることはなかった。・・・この製品が、まだ数年前の商品とかなら、こういう操作性にストレスを感じてしまう部分は、まだ納得できる。というか我慢できる。だがしかし、この製品は、07年11月発売の、まだまだ十分現役の現行商品なのである!それでこんなに操作性がひどいのか!?しかもそれで4万以上もする!!??、と、ホントに叫びたくなる気持ちなのだ。


・・・結構長文になってしまったので、このへんでやめておく。ただ、一応最後に言っておきたいことは、私個人は別に東芝に対して恨みも何も持ってないし、この製品についてだって、それなりの「理由」がなければ、こんなに「酷評」したりしない。・・・だがしかし、この製品は、どう考えても、これだけ「酷評」されるだけの「理由」を十分に持っているのだ。そのへんを、十分に説明できない自分の能力不足にも腹が立つが、それ以上に、こういう文章に仕立て上げるぐらいの「怒り」を感じるに十分な製品であったことだけは、どうか理解して頂きたい。このブログ全般を見てもらえばわかる通り、私自身はPCでは結構なフリーソフト使いであり、そのフリーソフト等を使ってきた経緯から、操作性やUIをどう作るべきか、という事について、自然に学んできた経緯がある。・・・だがそこに来て、「現行商品」のこの製品で、この操作性のひどさである。しかもこんな製品に、4万以上もつぎ込んでいるのである。これが怒らずにいられようか!!・・・とりあえず、怒りの矛先が見あたらないので、このブログにこんな文章をしたためてみた次第である。


P.S. こんなに「怒り」心頭の機種をなぜ手放さないかというと、単純に「スカパー連動」機能が、もはや東芝しかサポートしていないからである。この「スカパー連動」という機能は、スカパーチューナーと専用ケーブルで結んでおけば、東芝のDVDレコーダー側で予約録画が、タイトル入れまで自動で出来る、という機能である。前半の方で書いたとおり、この機能「だけ」を使うため「だけ」に、この機種を使い続けている。こんな機能、他のメーカーはサポートしてないから、それ「だけ」が理由である。もし他のメーカー(特に気に入ってるPioneerあたり)がこの機能をサポートしてくれたら、私は喜んでそちらに買い換えることであろう。・・・逆に言うと、これぐらい割り切らないと、この機種は使えないのである・・・・・・
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