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あまりにもあきれる話・・・。著作権上の「貴族(=既得権者)」どもは、どこまでつけあがれば気が済むのか!?

 あまりにもあきれるに足る話があったので、ここにその思いを書き留めておく。以下のニュースの内容、「ほぼ全文」についてである。

INTERNET WATCH - 「原点回帰で冷静な補償金議論の再開を」権利者91団体が訴え

 個人的に、こういう著作権法上での既得権者(著者は皮肉と揶揄を込めて「貴族」と呼んでいる)は、本当に姑息な意味で、消費者から利益を搾取する方法をどんどん考えだし、かつそれを守ることに必死である。いつの時代もそうだった。いつの時代も、「貴族」や「権力者」どもは、「庶民」から「搾取」することに必死なのである。

・・・それにしても、このニュースの話はひどい。つっこみどころが満載すぎて、全部指摘してると長文になり過ぎるので、あえて1点だけにしぼる。以下の文だ。

 日本映画製作者連盟の華頂尚隆氏も「独自の考えに基づいて現行法を無視するメーカーの不当行為は、『日本は法治国家なのか』という危機感すら覚える」と非難。「メーカーの行動は、義務を果たさず権利だけを主張する子どものわがままと同じレベル。マスコミには、こうした不当行為をただすべく、報道の力で厳しくしかってほしい」と訴えた。

 この話(東芝等のメーカー側が、一部の補償金を「払う必要がない」と判断して、納めなかった件)自体、きちんとした法整備がされた下での話では全然なく、「不当行為」などと決めつけるしっかりした論拠もないのに、散々に自分勝手に言いたたいた挙げ句、最後には、

マスコミには、こうした不当行為をただすべく、報道の力で厳しくしかってほしい

・・・などと、「不当」にマスコミを煽動しているのである!!本来、マスコミという存在は、庶民側に立つべき存在、権力者および既得権者達に抗うべき存在であるはずなのだが、この既得権者どもは、何とマスコミに、

「自分達(既得権者達)を擁護しろ!」

・・・と真っ向から言っているのである。いやはや、こんな話、本当に「法治国家」で在っていい話だろうか!?


 こういう話が、本当に無批判に、言われるがままにマスコミが伝えるような状況であるのならば、本当に「日本は終わりだ」とすら思ってしまう。・・・だって、マスコミがこんな既得権者どもに媚びる連中「だけ」になっている状況なんて、ほとんど民主国家や衆愚政治国家の末期症状と変わらないんだから・・・・・



<最後に>
 自分自身で細かく反論できる気力がないので、今回取り上げたニュースに詳しく反論している論調へのリンクを、以下に紹介しておく。

AV Watch - 【本田雅一のAVTrends】施行通知に矛盾した“文化庁著作権課見解”から見える、私的録画補償金問題に燻る火種

INTERNET WATCH - 津田大介氏「SARVHの東芝訴訟は補償金制度を崩壊させる」


[2010/3/17追記]
 この「から騒動」の、著作権者側が主張する法的根拠が崩れました。詳しくは以下の記事を。

「デジタル放送専用DVDレコーダも私的録画補償金の対象内」との文化庁の見解に、経産省が異議 - スラッシュドット・ジャパン
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